社協事業の近況報告
新プログラム「新発見!障がい者スポーツ!」(山内西小学校 / 西川登小学校)
武雄市社会福祉協議会では、今年度「福祉教育推進事業」に取り組んでいます。この事業は、障がい者の方をゲスト講師に迎え、それぞれの立場や心情を思いやり、互いに支え合うことの素晴らしさに気付く「きっかけ」となるような福祉教育を推進する取り組みです。
令和3年12月17日に山内西小学校4年生、令和4年1月19日に西川登小学校3・4年生を対象に、車いすマラソンの元競技者である川尻信二さんを講師に迎え、「新発見!障がい者スポーツ!」をテーマに実施しました。
障がい者スポーツ〇✕クイズでは、児童の皆さんの関心の高さに驚き、実際に川尻さんの講話では熱心に耳をかたむけていました。川尻さんはどうして車いすを使うようになったのか、学生時代の悩みや葛藤、車いすマラソンとの出会いによる気持ちの変化や喜びについてわかりやすく話してくださいました。西川登小学校ではリモートでの学習でしたが、どちらの学校でも競技用車いす「レーサー」に実際にふれ、初めてみるレーサーにたくさんの質問が出ました。
「車いす楽しいですよ」川尻さんのこの言葉かけに対して、児童の皆さんからは「障がい者の方のイメージが変わった」という感想が聞かれました。